そこは、やっとここまでこれたという充実感でいっぱいだった。
今回の私のアフリカのハイライトとも言える場所。
サハラ砂漠の中のオアシス村。
赤石と日干しレンガで出来た旧市街が美しい世界遺産。
ここが、ほんとうに地球なのかと思えた驚きのシンゲッティ。
ここまできた。そう実感していた。
2泊3日でサハラ砂漠を散歩する食材を買いに行った。
日持ちするものは、あらかじめアタールで買っておいたが肉や卵の類いはここで調達した。
案の定、市場らしいものはない。
いくつか点在する小さな売店で食材を買った。
肉は、ハエがたかったラクダ肉だった。
料理が出来る案内人を連れてきたが、期待はできなかった。
シンゲッティの食事は、村の食事も含め、世界一まずかった。