また、呼びにくい街名です、パッタァルン(Phatthalung)。取り敢えず鉄道駅まで行けばなんとかなるだろうと、20バーツを払ってバスターミナルからバイタクで移動しました。ところが、ここでもインフォメーションらしきものは見当たりません。しかも、英語が通じない。バイタクのおじさん達は親切な人ばかりで、寄ってたかって教えてくれようとするのですが、私が何を知りたいかが理解してもらえないのです。ひとりのバイタクのおじさんが、とにかく乗りなさい、ホテルにも連れていってやるし、市内もゆっくりとまわってあげる、と、言っているのだと理解した私は、バイクにまたがりました。ホテルは2軒廻ってくれたのですが値段が折り合いません。市内もゆっくりと廻ってくれたのですが、ツーリストインフォメーションらしき建物は、見つかりません。しかたなく、また、駅まで戻ってよと、おじさんに頼みました。
今度は、座ってる乗客や駅員も巻き込んでしまっています。駅員すら英語がしゃべれないのだから・・・。あきらめかけた時に、自転車で通りすがりのおじさんが教えてくれました。「ああ、そこなら知ってるよ、でも、今日は日曜日だから閉まってるよ。」
と、片言の英語で。
ああ、そうか、今日は、日曜日だったか・・・
このまますぐに、汽車でハジャイまで行ってしまおうかとも思ったのですが、汽車の出発時間まで1時間半あったので、街中を歩き出しました。まったく、自分ながら強情な性格です。簡単には諦められないのです。
しかし、その甲斐あってか、200バーツの安ホテル(250バーツを値切って)をゲットしました。
さあ、パッタァルンを歩こうっと。