旅をしていると、いろんな思考が交錯する。
人間は意思を持つ以上、喜び、悲しみ、憎しみ、計算をするものである。
そして、憎しむことの最大表現が戦争となって現れてしまう。
裏を返せば、最大の喜びとも成り得るのだ。
世界遺産や観光名所の多くは、そうした争いの末に出来た人間の欲の結晶である。
時間が経てば、ピースをして記念撮影の場所となっているだけのことだ。
平和が訪れるとすれば、バイオテクノロジーなのか違う技術なのか、人間の意志を失くさなければならないと考える人がいる。
争うことは、人間の持っている特質なのだと言う人がいる。
だから、永遠になくならない・・・・・
では、人間に欲がなくなれば、意思をもたなければどうなるか。
たぶん、つまらない単一な世界が出来上がるのであろう。
生きていても意味をなさないことに、ならないのであろうか・・・・。
私に至っては、時にこのようにシリアスに、時に能天気に、時にエロくなる。
とらえどころのない、実に支離滅裂な人間だ。
私は、このままでいいのだろうと思っている。
これ以上、人間を過大評価しては、危険だと考えてしまっている。
そして、このように様々な文化が行き交う地球を愛している。