ガラパゴス諸島には行きたかった。
だが、船は出ていないし、動物を見に飛行機に乗るなんてことはできなかった。
そこまでの熱意はなかったのだろう。
それでも、旅人の話の中で、ガラパゴスが出てくる度に苦虫を噛みしめる。
その代わりに行ったのがペルーのバジェスタス島。
勿論、イグアナやゾウガメがいるわけでもないし、島が大きいわけではない。
そこは、スピードボートで30分ぐらいで着いちゃう小さな小さな島だった。
料金が20ソルス(600円くらい)で3時間のツアーだった。
いや〜驚いたのなんのって。
その島には海鳥、ペンギン、オタリア、ペリカン等の動物が隙間が無いくらいに密集して生息している。
目をこらして見ないと、どれがペンギンなのか海鳥なのか判別できない。
案内人が大声で説明しているが、それを聞いている人はいたのだろうか。
もう、盛り上がっちゃって大変だった。
揺れる船の上でシャッターをたくさんきった。
後で見ると、どの写真も同じようだった。
そして、ほとんどがぶれていた。
ここで、思い入れたっぷりのそのひどい写真を、もう一度見て欲しい。