街中の細い路地に入る。蛇、とかげ、亀、芋虫、小鳥、蛙が目の前にいる。小さな、うわぁ〜という声と共に体が硬直し目をそむけてしまう。もう一度、見る。綺麗な鳥まで足を縛られ動けないでいる。少し心を慣らし、奥へと入っていく。販売している人々は涼しい顔である。そう、ここは、そういうゲテモノ(中国人には失礼ですが)の市場である。道半ばで半べそかきながら、来た道を戻ってしまった。深呼吸をし、違う道に行く。おばさんが私の目の前で、下にある鳥篭から鶏を一羽取り出し絞めている。鳥の羽を掃除している女の子がいる。心の中では、ぎゃーーーっと叫んでいる。隣では生きた魚をさばいている。よーく見ていたい、でも顔を背けてしまう。心臓の鼓動が早まる。
中国はうまい!こんなにうまいとは思わなかった。特に広州、南寧は今までで一番だと思う。しかしながら、「あれ」を見てしまった。この料理の中にも、もしかしたらなんて勘ぐってしまう。
見なければよかったなぁ〜!