ペンシャンに着いた。崇左という駅で半分以上の人が降りていったので席はがらがら状態。ゆっくり寝ようかな、なんて時にいきなり着いてしまった。駅の出口では、乗合バイクタクシーが10台以上待ち構えている。今まで英語が通じなかったこともあり、交渉が楽しい。私が、“近くの宿に泊まるので乗らない”と言うのに、“宿まで1元でいい”というおじさんが、あまりに可愛いので乗った。歩いたって3分くらいの宿に着いても、明日のベトナム国境までの約束をとるまではと、おじさんは帰らない。結局20元で明日の朝8時に、という約束をさせられると、おじさんは去っていった。
この小さな町は、遊ぶところって、このインターネット屋(ほぼ子供たちのゲーム屋と化している)くらいしかない。あとは、食堂数件、宿数件といったところ。宿は、3軒見て、30元と一番高いところにした。綺麗だし、ダブルベッドだし、元があまっていたし、無理はしたくなかった。
もうすぐ泣き出しそうな空を見上げて、中国はずぅっと雨だったなぁ〜と呟いた。