ここリヴュリャナは音楽に溢れている。
街中を歩くと、どこからともなく、コーラスの練習が聞こえてくる。
橋の上では、小さい子供がバイオリンを弾いて商売をしている。
公園ではおじさん達のギター、バイオリン、太鼓の楽団だ。
小さな家からは、ピアノの調べが奏でられている。
夜ともなると、どの橋でもジャズ、ロックの演奏が行われている。
レストラン、カフェでも負けじとジャズの演奏だ。
フェスティバル会場では、沢山の人だかりができている。
橋の下を見ると、船の上で優雅にジャズってる。
オペラ座のスケジュールは楽しいプログラムで、パンフレットを見ているだけでわくわくしてくる。
バレエ、演劇もこの街では、会場に困ることがない。
特別会場では、SnoopDogg,BeastieBoys,RobertPlant,BasementJaxx,Wu-TangClan,LaurynHillといった大物が演奏している。
もう、こうなるとリヴュリャナ中、音楽に包まれているといって過言ではない。
今は、ミュージックフェスティバル期間中で、ツーリストオフィスにも沢山のチラシ、パンフレットが積まれている。
ここの人々はみな音楽が大好きだ。
70のおばあちゃんだって演奏に酔いしれ足でリズムをとっている。
こうなると、どこに居ても楽しい。
私も今、橋のたもとでビールを携え、ジャズの演奏に聞き惚れている。