レンガという、コンセプシオンからバスで1時間の所に行った。
ここは、小さなビーチがあって、ビーチ沿いに美味しい魚介類を食べさせてくれるレストランが並んでいる。
あとは何も無い。
昼過ぎに訪れて、ランチを楽しみ、ビーチでのんびりと1日を過ごすというのが地元の人々の楽しみのようだ。
車で来ている人も多く、駐車料なんて必要ない。
とても、こじんまりとして気持ちのいいところ。
日本では、こういうところはありそうで無い。
ビーチで食事となると、不味いラーメンか、ファミレスか、ホテルなどの高級レストランというのが定番だと記憶している。
安くて美味しいシーフードは望めない。
ここでは、安さと美味しさを競い合っているようで、誰もが満足した顔をしてレストランから出てくる。
そして、ゆっくりと心地よく過ごしているのが羨ましい。
この前のニュースで、札幌のある一角にスープカレー屋のエリアを作るなどというのをやっていた。
とあるプロデューサーの元で空間デザイナーさんが絡んで大々的に宣伝していたのだ。
日本は、いちいちそんな族がブームを作るものだから、すぐにしぼんでしまう。
ほんとうに心地よく美味しい場所って、自然に出来ているレンガのような場所のことじゃないのかなぁ〜···と。