ハチドリを見ない日はない。
グリーンイグアナにも遭遇した。
瑠璃色した大きな綺麗な蝶がふわふわと飛んでいた。
胴が赤い小さな鳥、尾が黄色い美しい鳥、頭が真っ赤なアカゲラの仲間、綺麗な縞模様のスリムな鳥、大きなペリカン、コンドル···。
私の前でその姿を見せてくれた鳥たちは、まるでガンビアのジョージタウンにいるようだった。
木を見ればトカゲや昆虫に出会える。
タヌキと目を合わした。
日本のタヌキと同じなのが笑わせてくれる。
木を登るサルの一団の鳴き声が煩かった。
さすがコスタリカ、ここ、プエルト·ビエホは自然に溢れている。
上記の生き物たちの出会ったのは、どこか特別なところに行ったわけではない。
ただ、宿の中庭にいるだけでコスタリカの森の仲間たちに出会えるのだ。
私は時々、深い森に静かに入ってみた。
10Mも入ると、太陽光は入らず暗く森の匂いが充満する。
鳴き声は聞こえど、その姿は見せてくれない事が多かった。
プエルト·ビエホはツーリストの為に作られたような町だ。
以前は小さな漁村に過ぎなかったに違いない。
ここは、長期滞在者が多い.
その為に、森の中にある宿も点在する。
素敵なところだ。
しかし、ここで長居するわけにはいかない。
たくさん見せてくれた自然を胸に移動しよう。
コスタリカを感じさせてくれたプエルト·ビエホに感謝しよう。